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2026-08-05 10:11:00

遺言は愛です

大袈裟なタイトルでおはようございます。

遺言という言葉は誰もが知っていますが、実は日本では遺言書の作成はお亡くなりになられた方のたった1割程度という統計です。英国では、中世には遺言をせずに亡くなると「魂の救済を受けずに死亡することとみなされて聖地への埋葬ができず財産は領主に没収される」という扱いを受けたそうで、その影響からか現在でも55歳までに64%が遺言書を作成しているとのことです。

私は「遺言」は「愛」だと考えています。愛する者たちに死後トラブルを残すなんてことはしたくありません。それと同時に思いや願いを記すことで愛を伝えることが出来るのです。そうはいっても遺言すれば全てが出来る訳ではなく、その内容には実現出来ないものも勿論あります。例えば、「きょうだい仲よく支え合いなさい」とか、「配偶者のお墓ではなく実家のお墓に入りたい」という場合があるとします。きょうだい仲良くと言われても仲が悪い場合もあるでしょう。それでも遺言を知りこれからは仲よくしようと思うことだってあると思います。お墓に関しては、日本は「配偶者は必ず同じ墓にはいらなければならない」という規定はありませんので法的には可能です。ですが、厳密な法的拘束力が弱いです。あくまでも強い希望というものになります。ではどうするか、これを死後に実現してもらうためにお墓を承継する人や家族、配偶者の理解、さらには遺言執行者を選任しておくことが重要になります。なかなか言い出しずらいものでもありますが生前に理解してもらうように意思表示する根回しが必要になります。そうしたこと整えておくことで実現度がさらに大きくなるわけです。

いずれにしても遺言は亡くなられる方の最期で最大のメッセージであり、何よりも尊重されるべきものであり、愛なのです。